IBM Thinkpad 530CS を骨の髄までしゃぶる。。

HD換装

98/8/16 HDの交換にチャレンジしました。
HITACHI DK226A-32 3.2GBをPS/PLAZA WAKAMATSUで購入しました。
38,800円でした。ちと高い。。
実際の作業はThinkPad 530CSのハードディスクの交換等のページを参考にしました。
3時間位で完了です。
ネジが2本ほどあまったのと、カバーの爪を折りましたが(泣)どーってことないでしょう。

※注意点:FDコネクタの裏側にキーボードを固定しているネジが付いています。
忘れずに、外しましょう。

メモリ交換

98/8/23 HD換装を無事に終えたので、今度はメモリを交換します。
PS/PLAZA WAKAMATSUにTP530用のオリジナル36Mメモリが売っています。
24,800円でした。これもちと高い。。
NiftyServeのフォーラムには、自分で改造する方法が載っていましたが、面倒なので購入しちゃいました。
これは、元々刺さっていたメモリと差し替えるだけなので、5分程度の作業です。
これで、12M→36Mになりました。それでも、ちと足りない。。

※注意点:余ったメモリはどーすんの。。

OS再インストール WIN98→WIN95バージョンダウン

98/8/17 OSの再インストールの開始です。
初めにインストールしたのは、WIN95 OSR2です。難無く終了したのですが、PCMCIA関連が挙動不審になりました。気に入らないのでFORMATしちゃった。
次にインストールしたのは、WIN98です。せっかくですからね。話のネタに。
こちらもインストール自体は、問題なく出来たのですが、APM関連が全滅です。サスペンドできません。
FAT32でフォーマットすると、ハイバネーションも出来ません。(滅多に使わないけどね)
WIN98にしたからって御利益まったくなしだったので、またまたFORMATしちゃいました。
で、結局もともとのWIN95にバージョンダウンしました。
しかし、フロッピーからOSインストールするのは、面倒だなー。

今後のWIN95は簡易カーナビとして活躍させる予定です。。

※注意点:IBMさんよー。なぜにTP530はWIN98のサポートしてくれない!
IBM嫌いになるぞ。(ウソ)

Linux再インストール

98/9/24 今回のメインイベントLinxuの再インストールです。
元々は、LASER5のLinux+JE4がインストールされていたのですが、アプリのバージョンが古くなっていたので、再インストールに挑戦です。

今回インストールしたパッケージ: Slackware-3.4PJE-0.1.2

REDHATでもdebianでもよかったのですが、DOSパーティションからのインストールが出来るのは、Slackwareだけのようでした。(未確認)
WIN95→2G,LINUX→1Gでパーティションを分け、36Mのスワップを作成し、Slackware-3.4のインストールです。前回の時は、LINUXパーティションが300Mしかなかったので、パッケージを絞り込みましたが、今回はどんどんインストールしました。
XFree86のSVGAにTP230(530用のパッチをあて、Xを起動。
ここまでは、問題なし。
次にカーネルの再構築。今回は、kernel-2.0.35を使用しました。

次にライブラリのバージョンアップです。

バージョンアップしたもの:
modutils-2.1.42
pcmcia-cs-2.9.10
gcc-2.7.2
libc-5.3.12
libg++-2.7.14
ld.so-1.7.14
binutils-2.6.0.14
gdbm-1.7.3
ncurses-1.9.9e
termcap-2.0.8

次に日本語のパッケージのインストールezinstコマンドでお気楽インストール。
日本語パッケージ最大のソフトmule実行。

# mule
mule: can't open libncurses.so.3.0

ライブラリがないよ。と怒られる。
ncursesのインストール

# ./configure --with-normal --with-shared --disable-termcap --enable-overwrite --prefix=/usr
# make; make install

でOK。
※注意点:--with-shared がないと libncurses.so.3.0 が作られません。

今度こそ。。

# mule
mule: can't resolve symbol '__malloc_hook'
Segmentation fault

またまた、エラーが出て立ち上がりません。(泣)
仕方ないのでmuleのコンパイルに挑戦してみます。

GETしてきたもの:
emacs-19.34b_tar.gz
mule-23-1934-alpha01.diff.gz

# tar zxvf emacs-19.34b_tar.gz
# cd emacs-19.34
# gzip -d mule-23-1934-alpha01.diff.gz | patch -p1
# ./configure --with-x-toolkit --with-canna --with-canna-includes=/usr/local/canna/include --with-canna-libraries=/usr/lib
# make
# make install
# mule
....

無事立ち上がりました。ほっ。
次に何気なくmanコマンドを実行してみる。
# man tar
...

なんか表示画面が変です。ぶっ壊れています。
なんじゃこりゃ??
環境設定やtermcapなど見てみたが問題ないです。
うーむ。試行錯誤の2日間の結果原因がわかりました。
PJEからjgroffをインストールしたのですが、そのパッケージには、groffとtroffというのがありあます。
で、Slackware-3.4の状態だと

# ls -l /usr/bin/groff /usr/bin/troff
-rwxr-xr-x 1 root root ????? Sep 3 1996 /usr/bin/groff*
-rwxr-xr-x 1 root root ????? Sep 3 1996 /usr/bin/troff* -> groff

ってgroffはtroffからシンボリックリンクが張られています。
この状態で、jgroffをインストールすると、初めにgroffが解凍され書き換わって、その次にtroffが解凍され書き換わります。
そうです、このときこのシンボリックリンクによってgroffがtroffに上書きされちゃうのです。
ぶー。早く言ってくれって感じですな。で、troffを消去してからもう一度jgroffのインストールをしたら、問題なく表示されました。

98/9/30 あっちこっちいじっている間になんだか、X-Windowが立ちあがらなくなってしまいました。
Console-I/Oerror みたいなエラーです。
ここは、めげずに元気よく、もう一度まっさらにして再インストールしましょう!

# fdisk (泣)

でも今度は経験していることをもう一度やるだけなので、(注意深く)さほど時間も掛からずに元気なLinux&X-Windowが稼動しています。
ふー。疲れた。


現在把握している問題:
sendmailが機能していない。
アプリ導入編

DHCPDのインストール (クライアント)
ソースのゲット ここ
Make : # ./configure
Install : # make;make install
セットアップ :DHCPサーバーの指定、再起動。

コメント:比較的簡単に導入できましたが、/etc/rc.d/rc.inet2と/etc/rc.d/rc.dhcpにネットワーク系の設定がダブッて登録されてしまいます。どちらか要らない方を削除しましょう。
 

suやtelnetがx-windowから出来ない。
PJEをインストールして、デフォルトの設定ファイル cshrc を利用するとこうなります。
このファイルの最後の部分で、ウィンドウのタイトルにカレントパスを表示させる指定があります。そこに、xtermやktermのAliasが指定されていて、バグになってしまっています。
行の最後にある、 xterm、kterm の前に \xterm, \kterm としてエスケープしましょう。


今後の予定:
KDEのインストール。
WEBサーバーのインストール。
WEBブラウザのインストール。
ip_masqueradeの導入。

完成への道のりは長い。。


参考URL:
http://www.linux.or.jp/linux-2.0.html (Linuxカーネル最新情報)
We Love Linux!
HENMY HOPEPAGE